お忙しい中、私たちの発表会へ足をお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。
気合いいっぱいの小品集。
それぞれの目標に挑んで踊りました。
たくさんの出演者で作り上げたドン・キホーテ。
物語を身体いっぱい表現した 1幕
その名の通り、夢のように美しくを、めざして心を合わせた 2幕・夢の場
ゲストの先生のお力添えをいただき、主役が渾身の力でのぞんだ 3幕
私たち出演者は、子どもから大人まで、慌ただしい日常の中に時間をつくり、足しげく稽古場に通います。
学校や仕事が忙しくて疲れているとき、ケガで心身共に悲しくなるとき、色々な悩みを抱えているとき
そんないまひとつのときにも、先生方に叱咤激励されながら、練習を重ねます。
そして本番。
朝早くから、メイクをして衣装を着て、楽屋と舞台を行ったり来たり。いざ出番を前に緊張で足がすくみ、とてんやわんや。
でも、それは、本当に夢のような時間です。この一瞬で過ぎ去ってしまう数時間は、出演者の身体に深く刻まれていきます。
バレエを続けても、やめてしまっても、この幸せ感は、私たちの中に残り、生きる勇気の一片となる気がしています。
そして、そんな一日のために、
日々、私たちを支えてくれる家族。
出演者かと思うほど働いてくださった、後援会の保護者のみなさま。
たくさんたくさん舞台を盛り上げてくださったゲストの先生方。
いつも、本気で私たちのことを考え、愛情をもってご指導くださる諸先生方に、深く感謝いたします。
たくさんの想いがつまった私たちの舞台が、観に来てくださった皆さまに届き、幸せな瞬間(とき)を過ごしていただけましたら、さいわいです。
助教師 toshiko